川口晃生税理士事務所 :: Izuya.K.Accounting Office

税理士への道

負債総額5億。創業70年の祖父の代からの法人を、資金繰りの都合がつかず、解散させたことから税理士への道が始まりました。

経理・総務を任されていた方が病気で倒れ、人がいないという理由と多少経理の素養があったこと、そして若い（当時25歳）という理由でバックオフィス側のすべてを行うこととなり、右も左もわからないまま全力で取り組んでいましたが、先3か月の資金繰りがつかず、自己破産も覚悟はしていたのですが、結果として任意整理で解散となりました。

おそらく当時の状況からすると、何か対策をとったとしても事業を継続することは難しく、その後の得意先の状況を聞くと、遅かれ早かれ同じような結果になっていたことは容易に推察できるのですが、ただ、もう少し財務の知識などがあればなにかできたのではないかと今でも悔しく思います。

そのような当時の苦しい状況や法人を解散させるときの悔しい思いを二度としない、させないよう、あらゆる面で困っている方々をサポートとできればと思い、この税理士業界の道を選びました。

法人に限らず、個人事業主であっても事業計画や資金繰りはつきものです。また、相談できる相手もなかなかいないのも現実です。

そのような経営者の方々と一緒になって解決策や計画をたてることにより、諸税金の計算、申告に限らず、さまざまな事業に接してきたプロフェッショナルとして、成長そして成功へとともに歩ませていただければと思います